2018年に100冊読んだ中からおすすめできるマーケティング関連本5冊
読書がマーケティングに偏りすぎるのもよくないけど見かけたら即購入してしまう習性がある。
2018年に100冊読んだ中からおすすめできるマーケティング関連本5冊 – サイト名がここに入ります https://t.co/EQWjU8FKgr
— みねりゅう😈 (@mineryujp) 2018年12月18日
2018年も終わりが近づいてきました。今年もいろいろな本がありましたが、ブログにすべて書いていくのはなかなか難しいですね。面白かった本や売れそうな本は優先的にブログに書くようにしているのですが、そんな中で過去記事を振り返って今年読んで面白かった・これは読んでおいて間違いないやろという本を3つに絞りました。マーケティング界隈では有名な本なので読んでいる人も多いものですが、一応書いておきますね。
1.Netflixの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く
- 作者: パティ・マッコード,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本はよかったですね。Netflixが変わった企業文化であることや最も給与が高い会社であるということは有名なのですが、なぜそれが成り立つのか、なぜそうしなければならないのかというのをNetflixの元人事責任者が詳しく解説します。もちろんどの組織にも当てはまるということではないのですが、今後のチーム作りには非常に参考になる良書です。
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2.ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11
自分をマーケターと名乗る人以外にも、ビジネスマンならマーケティング入門やブランディング入門という本を読んだことがありますよね。そういう伝統的なマーケティング論や感覚的にそうだと信じられているマーケティング学説を疑い検証するのがこの『ブランディングの科学』です。「ファンとリピーターを大切にすれば売上が伸びる」「細かいセグメントを設定して適切な広告を配信する」など一般的に信じられていることがどのくらい正しいのかを突き詰めていきます。
「これが間違っていてこれが正しい」という話ではなく、すべてを鵜呑みにするのはよくないよねという正しく疑う力が養われるなと感じた本で、マーケティングやプロモーションに関わる人にはおすすめです。
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3.「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方
「欲しい」の本質?人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方?
- 作者: 大松孝弘,波田浩之
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: Kindle版
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今年はインサイトとか消費者について考えることが多かった気がします。インサイトが大事というのは、ニーズ調査とかユーザーアンケートでポジショニングの正解が出るなら誰でもやってるわという話でもあります。「まあそれは便利だよね」という商品にはあまり魅力はなく、「それめちゃくちゃええやん」まで持っていかないと売れないしこういう商品やサービスの力になっていきたい限りです。
ここでも書いたようにインサイトの把握や消費者の感情をイメージしてストーリーを書く能力ってますます重要になりそうだし、だからこそ自分の周りだけでなく多様な人間を観察しておくことが重要そう。
『これからの「売れるしくみ」の作り方』でマーケティングを考える – サイト名がここに入ります
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4.人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
もうこういう本を読むのは終わりにしようと思いました。それはアラサーでいまさら行き方や仕事の仕方学ぶんですか?というのもありますしこの本の内容がよかったというのもあります。アホでも成功している(成功の定義は難しいですが)人、真面目でうだつの上がらない人、運がよかっただけに見える人、コネクションで成り上がった人、いろんな人がいますが、成功の要因は運や実力ではなく「錯覚資産」ではないかという本です。
個人の処世術の話のようではありますが、他者からどう認識されるのかといううブランディングの本質的な話と同じだと感じました。
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5.黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える
(148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/04/10
- メディア: 新書
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これは少し番外編です。ここに載せた理由はこの本のおかげでこのブログが続けられているからです。この本を読み始めたきっかけは「なぜ勉強熱心なのに結果が出ない人がいるんだろう」「成毛さんは読書家で有名だけどどうアウトプットに活かしているのか」が気になったからなのですが、この本で僕が一番得たものは、「ブログでの継続的なアウトプット」です。
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その他のおすすめ書籍
今年も様々な本を覗いてみましたが、その他にはこのあたりはおすすめできます。気になっていた方は購入して間違いないと思います。
デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール(MarkeZine BOOKS)
マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド
2018年のまとめと来年2019年に向けて
今年はマーケティングや組織論の分野に読書が偏りがちだったなあと振り返って感じました。2019年の読書方針としてはもう少しジャンルの幅を広くとり、1冊1〜2時間の時間で数をこなす方向にしていこうと考えているところです。そうするとiPhoneのKindleでは難しいので紙の本かiPadのKindleなんだけどiPad売却してしまったのでどうしましょう。
また簡易的でもブログでアウトプットすることによって、頭の中で再整理、文章化が行われるのでこれは明らかに定着が進むしたまに見返すとエンタメとしておもしろいということにも気づきました。
ということで来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。