新卒でwebマーケティング会社はめちゃくちゃありだよねという話

2019年5月20日転職・採用・働き方

最近は新卒でもマーケティング職の人気が高いそうです。就活生がマーケティング職をやりたいと言うことの是非についてもときどき話題になったりします。純粋なマーケティング職というとP&Gのような外資系消費財メーカーや国内メーカーのマーケティング職かもしれません。

しかし今回はこういった数の限られたマーケティングではなく、マーケティングのなかでももう少し門戸の広いweb(デジタル)マーケティングの業界(特に代理店や支援会社)に新卒で入社するのもおすすめである理由を考えてみました。

新卒でもwebマーケティング業界がありだと思う理由

まずは新卒でもwebマーケティング業界をおすすめできる理由を2点にまとめて説明します。

身につくスキルの範囲が広い

webやデジタルマーケティングの支援会社や代理店は、扱う商品が多岐に渡ります。リスティング広告やアフィリエイト、SEOやSNSかもしれませんしwebサイトを作ったりキャンペーンを企画することかもしれません。。企業によってはもちろんそのなかで「インフルエンサーをやる」「Youtuberを絡めた事業」のようにどこかの領域に特化している会社もあるでしょう。

一般的にwebマーケティング会社というとwebやデジタルの領域を幅広く扱うことが多いため、学べる範囲と自分の能力を発揮するチャンスにも恵まれています。業務内容や理解しなければならない範囲が広くなれば、自分の得意や好きに気づく機会は増えます。また支援会社であれば関わる業種も多いので、自分の知らなかった業界やビジネスを理解することができます。

転職がしやすい

新卒でwebマーケティング会社がありだなと思う理由の2つ目が転職のしやすさです。業界内での転職ももちろんですし、代理店や支援会社から事業会社(メーカーなど)のマーケティング担当への転職といったキャリアも増加しています。

webマーケティング業界はどこも人材不足なので常に募集を出していますし、中途や未経験の採用も積極的に行っています。ただ「webマーケティング」の範囲が広すぎるので、仕事内容の実態をできるだけ正しく把握する必要があります。加えて働いていくなかで自分がどの分野に特化したいのかということは、入社後早い段階で決めないといけない気がします。

未経験でもwebマーケティング業界への転職が可能か?という点についてこちらの記事に書きました。【中の人が暴露】webマーケティング業界には未経験でも転職できるの?

新卒で純粋な事業会社のマーケティング職というのは狭き門です。募集人数はごくわずかで大学名やスペックで厳しいことも多いので、それよりはマーケティング職で実績を積んでからの転職のほうが現実的です。

新卒でwebマーケ会社に入社する注意すべき点

ここまで説明したようにwebマーケティング業界はキャリアのない新卒の方にもおすすめなのですが、逆に注意しておかないといけない点もあります。新卒で入社を考える場合にはこのあたりに気をつけて会社を探してみてください。

会社の質のバラツキが大きい

webマーケティング支援会社は数千人でやっている大きなところから小さなところまで多くの企業が存在します。webマーケティング支援というのは会社の立ち上げにコストを必要としませんし、何社かの顧客がいればとりあえず生き延びることは可能です。起業た立ち上げのハードルが低いためサービスの質には天と地ほどの差が存在します

そのなかでダメな企業に入ってしまうと、優秀でない人間と非効率なサービスを提供し、スキルもつかず、会社は儲からないので給料は安く労働時間だけ長いという地獄をみることになります。

業界で1年でも2年でも働いていると外から見て会社の良し悪しもわかるのですが、就業経験のない状態ではなかなか判断するのは難しいだろうなと思うところでもあります。まずは業界に就職してみて、働きながら他社の状況や業界全体についてアンテナを張っておくことが必要です。最近では個人が所属を明らかにしてSNS(特にTwitter)を運用しているケースも多くなっているので非常に参考になります。webマーケティング業界の将来性には期待できるがやばい会社も多いので注意

業界人に評判や噂を聞いておく

いい会社かそうでないのかはいくら考えても知識や情報がなければ判断できません。ネットで情報を集めるのもいいですが、信頼できる知人に聞いてみたり、Twitterや口コミサイトの情報を総合的に確認しなければなりません。

新卒の就職活動ではOB訪問や面談などをする機会があると思います。その際に「競合とか真似したい同業の企業はどこですか?」と聞いてみたり、いくつか会社の候補があるのであれば、「こういう会社の話を聞いているのですが、御社との違いや業界内での評判はどうですか?」とか聞いてみればいいと思います。その企業がまだ有名でない会社であれば、会社HPと採用サイトの募集要項を見てもらってどう思うかを聞けば大丈夫です。

他社の悪いところだけ話してくるような人は頭があまりよくないですし、本気で候補者に向き合ってくれるのであれば、それぞれの会社の違いを踏まえた上での自社に入社するメリットを教えてくれるはずです。このような面談のような場だけではなく、大学の先輩などであればより信頼性は増します。

面接や面談で話したり考えたりすることが求められる志望動機について『面接官が聞きたいwebマーケティング業界転職の志望動機を教えるよ』の記事でまとめてみました。

「入社すれば一生安泰」ではない

新卒でもwebマーケティング業界をおすすめできるのは、昔の銀行や大手企業・公務員のように「入ってしまえば安泰だから」ではありません。他業界よりも平均年齢が若く、年功序列の慣習も弱いことで、実力が正しく待遇に反映されるということです。

各種公表データやユーザー投稿型の口コミサイトなどを確認してみると、同じ企業内での30歳時点での年収に2倍の差がつくことも珍しくありません。2倍というのが実績に対する正しい差か?という議論はありますが、年収500万円の人と年収1,000万円の同期が存在することがあり得るということです。

こういった事情より自分の努力や実力を正当に評価されたいという人にはおすすめできるのですが、逆にできるだけ働かないでゆったりと過ごしていきたいと考えている人にはおすすめができない業界でもあります。

新卒webマーケティングで必要なスキルは?

新卒の学生や転職活動中の方から「入社前に身につけておく知識やスキルはあるか?」といっや質問を受けることがよくあります。webマーケティング会社に新卒で入社するにあたっての知識やスキルを考えてみたのですが、結論から言うと特に必要(必須)なスキルは存在しない気がします。もちろん「このサイト作った」とか「自分のブログを書いていて月間3万PV」とか「趣味のインスタ1万フォロワー」などがあればその実績を持って有利に進められることは間違いありません。そんなことより新卒で見られてるのは他の業界と同じで(知能の)基礎体力な気がします。

やってしまいがちな安易に資格取得にに関しても『webマーケティングの資格なんてまったく転職の役に立たないよ笑』の記事で検討しています。新卒や入社後に関係なく資格取得の効果の小ささについて検証しました。

記事のまとめ

webマーケティングの業界にいるのも長くなってきましたが、この業界は入社する会社を間違わなければ新卒としてキャリアをスタートさせるのにいい業界だなとつくづく思います。データや数字などの論理的な部分とマーケティングやインサイトといった感覚的な部分が同時に必要になりますし、転職環境もめちゃくちゃいい・・

とは言っても新卒で入る会社はくじ引きのようなものなので、1社目で自分に最高の会社に入ろうと考えるのも現実的ではない気がします。できるだけ考えて入社はするけど、常に自分の業務内容と(ときには転職エージェントを使って)市場価格を把握しながら転職を常に選択肢に入れておくというのが健全だと思います。

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