メルカリが出版業界を縮小させてしまうかもしれない
こんなことを考えていました。
メルカリで買えてメルカリで売れる時代に大して儲からないのに本を出版してくれる人心からあざす🙇 https://t.co/aSH7rUeS66
— みねりゅう😈 (@mineryujp) 2019年1月22日
本読みとしてはいい本が出版されることは非常にありがたいです。人生かけて挑戦、研究した内容を1,000〜2,000円で理解できるなんてこんな素晴らしいことはありますか?(最近は時間という観点で動画にも浮気しがち)本の出版についてふと自分の行動と照らし合わせて考えると出版不況って本を読まなくなったとかそういう問題だけではない気がしてきたんですよね。
本が売れていないは本当か?
自分の読書量は確実に増えているし、周りでも本を読む人が多くあまり実感が無いため、出版不況というのは本当なのかちょっと調べてみました。
1996年をピークに長期低落傾向が続いているが、「ハリー・ポッター」シリーズ(静山社)などメガヒット商品の有無によって年間販売実績は大きく変動する傾向が強まっている。売れ行きが一部のベストセラーに集中する動きは変わらないが、その一方で自己啓発書や生き方本、生活実用書、児童書などは毎年手堅く売れている。
うーん緩やかには減少している気もしますが、テレビ視聴などに比べるとそこまで急速に減少しているというわけでもなさそう。(雑誌はやばいね)現在本を購入している高齢者はどんどん減っていくので、若者に読んでもらわないと将来は危ういわけです。でもそんな若年層が本を読まないとかそれ以上にフリマアプリなどのCtoC市場の拡大が出版を数年で劇的に落ち込ませると思うんですよね。
メルカリで買ったら実質80%オフ
メルカリでもフリルでもヤフオクでもAmazonの中古でもいいのですが、消費者間で売り買いが進むことによって本の購入が減るのが確実です。本を中古で買って中古で売るとこのような流れになります。
①メルカリで1,500円で買う
②読む
③メルカリで1,500円で売る(送料200円、メルカリの手数料10%かかる)
④1,150円が取り分になる
1,500円で買った本を読み終わったあとに売ると1,150円が自分に入ることになり、実質350円しかかかっていないことになります。ちなみに図書館に行けばタダじゃないかという人もいると思うのですが、下記のような理由で却下です。
- 図書館に(借りたり返したり)行かなければならない
- 読みたい本があるかわからない
- 在庫に限りがあるので人気の本は順番待ち
メルカリでは本が買った金額よりも高く売れることすらある
読み終わった本を売ってたときに完全に同じこと思った。
おそらくメルカリのポイント(売上金)消化とかキャンペーンのポイントバラマキが理由みたい。
クレジットはない、現金で払いたくないけどメルカリの売上はあるみたいな人が割高でも買うのかも。 https://t.co/VhNmweXFIQ— みねりゅう😈 (@mineryujp) 2019年1月21日
先日新刊を購入して1週間くらいで読み終わったので売ろうと思ったんですね。もちろんできるだけ高く売れれば嬉しいので正価とほぼ同額で出品してみたところ即日で購入されました。Amazonで新品を購入しても 、どこかのサイトで3%引きで買ってもいいのになぜかメルカリで正価で売れるんですよね。少し考えてわかったことはメルカリのポイントが理由なんじゃないかと思いました。「商品を売って溜まったメルカリのポイント消化しとこ〜」ってことですよね。完全に通貨、、
本はAmazonではなくYahoo!ショッピングで買う
これは余談なんですが、(Kindleは別ですが)本をAmazonで購入するってのはかなりもったいなくて、僕はYahoo!ショッピング一択です。なぜかというとこの「5のつく日キャンペーン」のせいです。
これって本でも5%ポイント還元されるものでそれだけだとイマイチなんですが、ソフトバンクユーザーだとこのポイント還元が5%が12%になるというアホキャンペーンなんですよね。12%引きで購入できたら新刊の場合でもほぼ無料に近いですからね、、
↓Yahoo!ショッピングはこちらから
書籍というフォーマットの将来
最近は購入前に手元に保存しておきたいなという本はKindleで購入、微妙なものはYahoo!ショッピングで購入してメルカリで売るという手法で無限読書を楽しんでいます。中古で購入、売却というのは著者や出版社には売上をもたらさないので少しは申し訳ないなという気持ちもあります。ただ購入した本は僕の所有物ですからね、、
やはり「紙の本を売って稼ぐ」というのは数年でかなり縮小していくのは確実そうなので、出版社もそれ以外の稼ぎ方を見つけないといけない感じですね。
本はメルカリで買いましょう↓
メルカリの本もよさそう↓
- 作者: 奥平和行
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