メンタリストDaiGoのおすすめ本をジャンル別に紹介する【随時更新】

2019年9月30日読書・書評

メンタリストのDaiGoさんはYouTubeチャンネルのチャンネル登録者数は200万人以上、月額550円のニコニコ有料会員も13万人以上の登録者と、心理学や科学を人生や生活に生かすコンテンツで圧倒的な支持を得ています。

またDaiGoさんは「1日20冊本を読む」「本代は毎月100万かかる」ほど大量の読書をする無類の読書家としても有名です。この記事ではDaiGoさんが動画や書籍のなかで何度か紹介しているおすすめの本や推薦本を実際に読んで簡単にまとめてみました。どんな本なのか?どの本が自分に合っていそうか?などに参考に使ってもらえればと思います。

DaiGoさんが紹介している本が多すぎてこの記事では代表的な本をとりあげて簡単な要約や感想にとどまりますので、本の内容など詳しくはAmazonの目次やレビューも参考にしてみてください。この記事は随時更新していく予定なので、記事の最後に更新予定の本も記載しています。

この記事の目次

行動科学ついてのDaiGoおすすめ本

やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~

モチベーションと目標達成研究の第一人者でもある筆者が、自制心の鍛え方について解説する本。本書では「ゴールを固める」「無意識を活用する」「モチベーションが沸かないとき」「シンプルな計画」など意志力ではなくシステム(人間の本来の仕組み)を活用した目標達成のコツを紹介しています。

自分は意思が弱いことを自覚していたり弱点だと感じている人は読んでおいていいかもしれません。

幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする

行動科学と幸福論の専門家でありロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで行動科学を専門にするポールドーランによる幸せになる科学的な手法の解説。

本書ではまず「そもそも幸福とはなにか?」を掘り下げ、幸福を「快楽とやりがいが持続すること」だと定義する。その上で幸福になるためのカギは「注意の配分」であるとし、これは自分を幸福にしてくれるものに多くの注意を払い、そうでないものにはそれほど注意を向けないということである。

一見当たり前のことを言っていそうだが、人の願望自体が間違っている(=幸福だと思わないのに選択している)ことも多く、注意や時間といった乏しくて貴重な資源は大事に使わなければならない。

タイトルからはスピリチュアル臭が漂うが、内容はエビデンスに基づいたガチガチの科学書。幸福学やWell-beingについて広く学習できるので最初の1冊としてもおすすめできる。

時間についてのDaiGoおすすめ本

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

人の幸せは「自分の時間を何に使うのか?」によって成功や失敗が決まると言っても過言ではありません。この本は膨大な取材と調査研究によってわかった時間管理と効率化、生産性向上の研究を紹介しています。

巷には時間に関する本が溢れていますが、これ1冊でほとんどがカバーできるのではないかというくらいに濃い内容になっています。

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

人の先延ばしに関する研究を続けた著者による膨大な研究のメタ分析によって先延ばしのメカニズムの分析と先延ばしに対応する方法をまとめた本。

そもそもの人の遺伝子は重要「そう」なことをすぐに行うようにプログラムされている。しかし現代ではそのような必要性はなく、むしろ長期的な計画を立てて将来に起こり得る物事に向けて行動するのが最適である。人間の行動の仕組みを把握ことで、先延ばしが起こるメカニズムについても理解することができるようになります。

先延ばしにしてしてしまうのはズボラだからではなく、人間の構造上当たり前のことだったのです。その上で先延ばしを防ぐためにすぐに使えるテクニックも紹介されています。

僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた

依存症と言えば薬やタバコ、ギャンブルなどが最初に思いつくが、現代人の依存はスマホなどのデジタルデバイス、NetflixやAmazonプライムのドラマ、SNSといった行動に変化している。このような変化は自然なものではなく、ビジネスの観点から巧妙に仕組まれて計算されているものである。

人を依存状態にさせるためにSNSやデジタルデバイスが利用しているテクニックを丁寧に説明しながら、反対に依存するのを防止するための手法を解説する。

働き方・仕事術についてのDaiGoおすすめ本

ブラック職場があなたを殺す

エンタメ系のようなタイトルだが中身はがっつり研究やデータを根拠にした主張がされている本。長時間労働や高い要求、権限のなさなどによる仕事のストレスは想像以上のもので、交通事故と同じくらい人を殺している。仕事のストレスとはどのようなものなのか?それくらい健康に悪影響があるのか?について十分に解説した上で、勤務時間を短くしても生産性は下がらない(むしろ上がる)ということを主張する。

個人的にもハードワークをしていた時期もあるうが、おそらくあれは長く続かない。むしろ生産性を下げていたんだということが今では理解できる。従業員として働いているとなかなか自分だけ早く帰るとか休みをとるのが簡単ではないのは当たり前だ。慢性的にストレスの高い状態で仕事をすることは本当に必要なことなのだろうか?

本書のなかでは、なぜ会社を辞められないのか?どうすれば辞められるのか?についての言及もあり、最近ちょっと疲れたなという人にはぜひ思考力が低下する前に読んでほしい本。

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

キャリアにおいては個性や独自性が大事だとよく言われるが、自分のオリジナリティを認識することは難しい。この本のメインは「誰でもオリジナルな人になれる」ということ。「唯一無二でなければいけない」「初めての存在でなければいけない」というようなオリジナリティの誤解を解きながら、個人と企業の個性の出し方を解説する。

FacebookのCOOシェリル・サンドバーグが「まじでいい本」とおすすめするキャリア本。

アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】

著者のアトゥール・ガワンデ氏はハーバード大学医科大学院、公衆衛生大学院准教授。「ミスがどうやって発生し、どうしたらミスを避けられるのか?」という事象に対し、パイロット、建築家を中心に料理人や経営者や投資家の世界まで様々な業界で調査をしチェックリストの重要性を解いているのが本書です。

「チェックリストを作っておけばいいじゃないか」というのは多くの人が思いつくことですし、「タスクリストはすでに作っている」という人も多いのではないかと思います。この本ではそのチェックリストの有用性やいいチェックリストと悪いチェックリストというものを一冊を通して説明しています。

SIMPLE RULES「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える

ビジネススクールで戦略と実行を専門にする著者のルールについての本。

成功するサービスや企業、組織にはシンプルなルールが存在するという共通点がある。また複雑なルールよりも「ルールの数が少ない・使う人に合わせてカスタマイズができる・具体的である・柔軟性がある」といったシンプルなルールのほうが機能しやすいことを解説。

誰かが決めたルール従って生きてきた人がほとんどで「ルール」について考えたり学ぶことは多くなかったはずです。組織やチームを運営するにあたって必須のルールづくりについて一度学んでおいてもいいかもしれません。

「週4時間」だけ働く。

「定時の労働時間に縛られないで自分の本当にやりたいことのために自分の時間を作り出そう。」という働き方の名著。自由になるために「定義」⇒「捨てる」⇒「自動化」⇒「開放」の順で考え方や行動を変えることを提唱している。

この本のポイントは具体的な手法ではなく、常識や当たり前から人を解放することにある。働かないことなんてできない、自由な働き方は不安、会社を辞めるのはこわい、フリーになったら稼がなければならない、といった漠然とした恐怖や思い込みに対して現実的にアドバイスをする。

「例えばあなたが完全に自由に好きなことをするために必要なお金はいくらだろうか?」おそらくほとんどの人は月に30万円〜50万円あれば十分なのではないだろうか。そうするとこの30万円〜50万円を自動で稼いでくる仕組みができた時点であなたは時間からも場所からも完全に自由なのである。

「このまま会社員として雇われ続けるのか」「と言っても起業や副業はリスクある・・」などと考えている人のためになる働き方の指南書。

お金についてのDaiGoおすすめ本

MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実

お金に関する心理学を中心に経済学や社会学など193の研究を参照しながら、お金との幸せな付き合い方を提案している本。

例えば「なぜ無駄遣いをしてしまうのか?」「こどもへお小遣いをあげるのはいいことか?」「成果報酬は機能するか?」「お金が増えると幸せになれるのか?」「金持ちは性格が悪いのか?」といった疑問に対しても研究データで回答を提示しています。

人間は最低でも今後数十年はお金は付き合っていくことになりそうです。そういった意味でも不安や不幸も起こしやすい「お金」について、歴史的・科学的な知識をインストールしておくと今後の生活に大きな影響を与えるように感じます。

習慣化についてのDaiGoおすすめ本

小さな習慣

人の行動が習慣になるまでには平均で66日(18日から254日)かかります。

この本で提唱されている習慣化の方法は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというものです。

日々の行動が数年後の将来を決めます。行動の約45%を占めている習慣をコントロールできるようになることは、そのまま自分の人生をコントロールできるようになるということかもしれません。

参考記事:習慣化のコツはモチベーションに頼らないこと『小さな習慣』【書評】

たいていのことは20時間で習得できる 忙しい人のための超速スキル獲得術

現在ではかなり怪しい(間違っている)との説が有力だが、マルコム・グラッドウェルは「1万時間費やして練習すれば誰でも習熟レベルに達する」と説きました。一方でこの本の著者ジョシュ・カウフマンは新しいスキルを身につけるために効率よく習得するための手法を開発し、それは20時間で十分であるということを説明しています。

「ピアニストとして世界一有名になりたい」のと「ピアノを弾いて曲をプレゼントしたい」では同じピアノの習得でもアプローチや最善の方法は異なります。習得する目的(ゴール)を正しく理解し適切な手法を用いれば、ほとんどのものは20時間で可能なのではないか?というのが著者の主張です。

英語、プログラミング、運動でもやりたいことがなかなか始められないという人は、この本を読んでとりあえずの一歩目を踏み出してもいいのではないでしょうか。

健康についてのDaiGoおすすめ本

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~

DaiGo氏のリサーチアシスタントも務めるサイエンスライター鈴木祐氏による現代病の解説と対応策を提案する本。鈴木氏はDaiGo氏が日本一尊敬すると高原するほど膨大な文献や参考論文を読破することでも有名で、この本で紹介されている内容も科学的に信頼性が高いもののみで成り立っています。

近代化のなかで暮らす現代人が抱えるストレスや不安といった病の原因を解説しながら、解決策としての食事や運動、自然、マインドフルネスを紹介する健康や体調に関する網羅的な一冊です。

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

最高の体調』の著者鈴木氏が「ストレスとは?」というストレスの仕組みから実際のストレス解消法について、アメリカ心理学会、アメリカ国立医学図書館、サイコインフォ、ERICなどのデータベースにある研究論文や書籍のなかから科学的に効果の信頼できるもののみ厳選して一般の人でも取り入れることができる100の方法を紹介。

ストレス解消法はストレスの認識、呼吸法、栄養、運動、自然とのふれあいなど多岐に渡りますが、ストレス解消に最も効果のあるものは【呼吸・運動・自然】の3つでありここを重点的に解説しています。

教育・子育てについてのDaiGoおすすめ本

教育や子育ての分野は特に科学が進んでいない分野のひとつでもあります。理由としては科学よりも親個人の考え方が優先されてしまうことや、特に日本では大規模な調査がしにくいといった環境もあげられます。

そんな教育や子育ての分野において、信頼できる研究を行っていてそれがまとまっている書籍は非常に貴重です。ぜひ『子どもを東大に入れた母親〜』のような根拠がなく再現性のない体験談ではなく、科学的な教育が提供されることを願っています。

私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

将来苦労しない子どものスキルとして、読み書きや計算といった「認知能力」だけではなく、好奇心や自制心などの「非認知能力」の重要さとそれを伸ばす手段を説明した親(になる予定の人)は読んでおいて間違いのない本。

よく言われる「貧困の連鎖」は知能の遺伝といった問題だけではなく、親子の関わり方(コミュニケーション)の量やスキルの問題でもあるということを認識できる。自分と子どものコミュニケーションの参考になるのはもちろんなのだが、本を読んだり教育に関心がない家庭の子どもに対して社会でどのようなサポートができるのかを考えさせられる本だった。

著者ポール・タフ氏の別著『成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか』もおすすめされています。

「学力」の経済学

子どもの教育や学力の改善に対してデータに基づいた教育経済学でアプローチしようというのが本書の内容です。世の親は自分がされた教育やどこかで聞いたことのある体験談を参考に子育てをしています。ほとんどの教師は前例に倣い毎年同じ教育を繰り替えしているだけで自分の頭で考えていません。(少なくとも自分はそう感じました。)

そういった非科学的な人の行動によって不幸を被らないための絶対に読んでおいたほうがいい一冊です。「ご褒美はよくないのか?」「自尊心を与えたほうがいいのか?」「早期教育に意味はあるか?」など身近でイメージしやすい疑問にも科学的根拠をもとに解説しています。

参考記事:お受験や早期教育を考える前に『「学力」の経済学』を読んでほしい

ビジネス・マーケティングについてのDaiGoおすすめ本

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

購入の際に一度お金を支払う製品とは異なり、毎月定額で決まった金額を支払うサービスはサブスクリプションと呼ばれます。Amazonプライム・携帯の通信費・DaiGoさんの収益源であるニコニコ会員もサブスクリプション課金のビジネスです。

サブスクリプションの本質は課金のタイミングではなく、提供されるものが製品からサービス(価値)に変化していることによって顧客との関係性が変わるということです。製品は売ったら終わりですが、サブスクリプションビジネスでは顧客との直接的かつ継続的な良好関係を維持しなければいけません。

ストック型ビジネスやサブスクリプション課金は利益率や収益性を高めるための王道施策です。これを実現するために必要なポイントを豊富な事例で紹介します。経営・事業立ち上げ・個人のスモールビジネスを行う人は読んでおいて絶対に間違いない一冊です。

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

アメリカのダイレクトマーケティング業界の伝説であるジョセフ・シュガーマンが自らの体験をもとにどうやったらものが売れるのかを30の法則にまとめた本。現在では心理学や行動経済学で明らかになっているものも多く、実践を繰り返してそのなかから生み出されたという点では『コピーライティング』に近い。

本のなかで「人は感情でモノを買い、購入を理屈で納得する」という記載がある。人はスペックや損得を計算して購入しているのではなく、感覚で買っているにすぎない。これは冷静に考えれば当然ですべての選択肢を比較しているのではなく、「なんとなく」決めているだけである。だからこそどんな商品でもマーケティングを活用することができる。

「マーケティング」というタイトルがついているが実際には「セールス」寄りの話に感じる。誰が読んでも自分の仕事やビジネスに生かせる部分が確実にある。

ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則

コピーライティングに関する伝説的名著。DaiGo氏にも「仮に金額が10倍でも買う本」と言わせるほどのパワーとボリュームがある本です。アメリカで伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが、「コピー(言葉)でどうやって注目してもらうのか?どうやって買ってもらうのか?」を実際にテストし続けその結果をまとめ上げたセールスライティングの教科書中の教科書。

言葉を使うのは作家やコピーライターだけではありません。企画書や提案書、ブログやSNS、メールやチャットなど人が言葉(文字)を使う機会はどんどん増えています。この『ザ・コピーライティング』は言葉を扱うすべての人に間違いなく役立つ一冊です。

追記予定の本

DaiGo氏が推薦している本のなかで読めていないものもありますし、おすすめの本はどんどん追加されているので、少しづつ更新していく予定です。

人を動かす

考具

小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード

選択の科学

知ってるつもり 無知の科学

WILLPOWER 意志力の科学

2019年9月30日読書・書評