ANAVISAワイドゴールドを解約して楽天カードに乗り換えた理由

2019年4月23日お金

陸マイラーを目指し2年弱ANA VISA ワイドゴールドカードを利用してきましたが、今回解約することを決定しました。乗り換え先のクレジットカードを各種検討した結果、最終的にたどり着いたのは楽天カードでした。今回はANA VISA ワイドゴールドカードを解約するに至った理由から、楽天カードへの乗り換えで失敗しない人はどんな人か考えてみました。

ANA VISA ワイドゴールド解約した理由

最適なクレジットカードやおすすめのクレジットカードは人それぞれのライフスタイルや使用額によってもちろん異なります。この記事は年間のクレジット決済約300〜400万で頻繁に旅行に行くような家族ではない場合の話です。

2年弱の期間、ANA VISA ワイドゴールドカードやポイントサイトを活用してマイルを貯めてきました。このままマイルが溜まっていくのを楽しみにしてもよかったのですが、ふとしたことで「解約したほうがいいな」と考えるようになりました。

利用枠の上限引き上げできなかったから

一番の理由は上限の引き上げができなかったためです。できなかったというのは不可能ということではなく審査によって拒否されてしまったということです。普段の買い物やキャッシングの利用枠を増やせというのを拒否されるのは理解できるのですが、今回依頼したのは結婚式に必要な一時的な利用可能枠の増額でした。1ヶ月後の支払いが可能なのはわかりきっていることなのに、どういう審査をするとこのような結果になってしまうのでしょうか。

もちろん収入や利用状況や返済などのクレジットヒストリー、家庭状況などから総合的に判断するものですし、事業としてやっていることなので審査の内容が絶対におかしいとか言っているわけではありません。ただ2年にわたって年会費のかかるゴールドカードで毎月30万ほど決済しているのにも関わらずこういう対応をされてしまうのはあまり気持ちよくないなと個人的に感じたので解約を検討しました。

マイルの使い道が難しい

もうひとつの理由がマイルの使い道が以外となかったということです。これはカードが悪いとかサービスが悪いという話ではなく、個人的なライフスタイルの変化です。ANA VISA ワイドゴールドカードを利用し始めた頃は、マイルを貯めて年に1回くらい海外でも行くかと考えていましたが、お子様が誕生するというイベントが発生したため、簡単に海外旅行に行くということは困難になりました。

マイルを特定航空券やスカイコインに変えるのであればマイルを貯めるメリットがあるのですが、そうではなく現金化や他サービス(iDや楽天ポイントなど)のポイントに変換するといったような使い方ではマイルのメリットは享受できません。マイルはホテルの宿泊や食事、その他商品購入といった使い方も還元率が悪く損をしてしまうので、航空券に変えるしかいい使い方がありません。

楽天カードのよかった点

ANA VISA ワイドゴールドカードは解約するにあたり乗り換え先のクレジットカードを探しましたが、次のカード選びには結構悩みました。乗り換え先カードの条件としては、ある程度の金額(利用枠200万程度)が利用できることとどこでも利用が可能、可能であれば1枚にまとめられること、その上で還元率ができるだけ高いというのをベースとしました。

1.カードスペックの平均点が高い

楽天カードを選んだ理由としては、「この機能やサービスがあるから」といったものではなく「悪いところが無いから」というものです。利用で1%の還元というのは基本スペックとしては十分で、各種楽天サービスの利用時はポイント上乗せというのはおまけくらいに考えています。日常的に楽天を利用していたわけではありませんが、楽天での購入で2〜5%更にポイント上乗せであれば今までのネットショッピングよりお得になるケースも出てきそうです。

その他には管理画面の使い勝手がよいことや、過去に利用枠が自動で引き上がったことがあったりと、楽天カードは特をするというより損をしないカードという点で優秀だと判断しました。

 

2.楽天ポイントでの投資信託積立

もちろん還元は現金かそれに準ずるものでされるのが一番お得です。楽天ポイントやTポイントで還元されてすぐに直近の買い物に利用できるというのは獲得から利用までの期間が短いといった点でメリットがあるわけです。私の場合にはマイルを貯めても結局2年間使用することはなく貯めたままになっていました。

ただどうせポイントが貯まるのであればすぐに消化するのではなく有効に使っていきたい、、、と考えていたところで刺さったのが楽天スーパーポイントによる投資信託投資でした。貯金できない族としてはポイントを毎月積み立てしておいて長期で運用できるのは非常に魅力的です。まんまと楽天証券、楽天銀行の口座を開設してしまいました、、

Yahoo!カードも有力候補だったが

現在Yahoo!+ソフトバンク経済圏に囲われている私としては、Yahoo!カードも魅力的でした。しかしYahoo!ショッピングでの買い物が+2%というのは3万円買っても600円ですからイマイチなのと、Yahoo!カードは通常カードしかないみたいなので、Yahoo!ゴールド上限200万とかがあったらそちらにしていたかもしれません。

AMEXやダイナースなども検討しましたが、最終的に申し込みをしたのは楽天カード(ゴールド)でした。AMEXやダイナースは利用枠やポイントといった点では魅力的なのですが、利用ができない可能性を考えるのがストレスなことと、それによってカードを1枚にまとめられないという面倒くささから除外しました。またコンシェルジュサービスや会食予約なんてのも現時点ではそこまで必要ないので自分にとっては過剰サービスかなと感じました。

まとめ

この記事の内容を簡単にまとめてみます。

本当にマイルがいいのか考える

クレジットカードで得をするという記事や紹介においては、マイルの上手な効率のよい貯め方という話が非常に多いように感じます。もちろん旅行や航空券(特にビジネスやファーストクラス)の購入をマイルで行うことは非常にお得な選択肢です。しかし自分に不要なものが安く買えたり手に入ったとしてもそれは不要なものに変わりはありません。

楽天カードは失敗しないカード

楽天カードは所有していましたが使っていないカードでした。今回各クレジットカードを調べてみた結果、私のような「カードの機能への要望が特段なく、できるだけポイント等でお得にしたい、貯金はできないし自分で積立や投資はしないだろう」といった人は楽天カードを選んでおいて間違いないのではないかと思いました。

2019年4月23日お金